茶の醍醐味というべくさわやかなその香り
そこに仕上げ行程にある火入れによって
「火香」をまとう
そうすることで、一層茶の香りを引き立て
茶葉の中に眠る風味を引き出す
封を切った時に感じるこの「火香」こそ
茶葉がわずかに持つ水分を
しっかりと飛ばした証
それは同時に「貯蔵に耐え得る」といった
きわめて基本にして、重要な特徴となる
日々「開け閉めする茶缶」を考えれば
その理由は明白であろう
「ほうじ茶」とも思えるほどのその「火香」
口にした時にグッと広がる「甘み」と、抜群に相性が良い
ぜひお楽しみ頂きたい